弁護士コラム

2018.03.15

借金に苦しんでいる方へ

借金に苦しんでいる方へ

 司法統計によると,自己破産の件数は,平成3年(1991年)にバブル経済が崩壊し,そこから増加し続け,平成15年(1998年)に年間の破産件数(法人破産も含みます。)は約25万件となっています。その後,破産の件数は減少し,平成26年からは,平均して年間約7万~8万件程度の件数となっております。もっとも,上記の件数は,破産のみの件数であり,個人再生,任意整理を行ったのみにならず,借金を抱えて返済に苦しんでいる人も含めると,借金問題を背負っている人は数多くいらっしゃいます。

 借金の支払いに追われている状況では,貯金を増やすことができないばかりか借金の返済のために借り入れを行わざるを得なくなり,債務はどんどん膨らんでいく一方になり,まっとうな生活ができなくなってしまい,ご自身のみな らず,ご家族などにも多大な迷惑をかけてしまうことになってしまいます。

 ひどい場合には,借金が原因で,離婚や失職等で家庭が崩壊してしまったり,さらには,借金を苦にして自殺をしてしまう方も残念ながら存在するのが現状です。そのようは最悪の事態を避けるためにも,早期に弁護士に相談し,借金問題を解決(一般的に「債務整理」といいます。)する必要があります。

 ここで,借金を背負われている方の中には,ギャンブルや遊興費として使いこんでしまった方もいれば,仕事ができない若しくは収入が減ったことが原因で生活費として借り入れをしている方,亡くなった親が多額の借金を抱えており,その借金を背負ってしまった方など,借金を負ってしまった原因は人それぞれ様々です。

 そして,上記のような借金を負ってしまった原因によっても,解決する方法は異なってきます。それだけでなく,借金の額,毎月の返済金額,仕事の内容,収入状況,支出状況,家族構成,健康状態,資産の有無等,借金を抱えられている方の様々な事情を正確に把握しなければ,どのような解決方法が適切であるかを判断することはできません。

 このコラムでは,ご相談者様からのご質問に回答するといった形で借金問題に関するあらゆる法的問題につき弁護士としてアドバイスすることにより,借金を抱えて苦しんでおられる皆様のお力に少しでもなれればと思っております。

 借金に苦しんでおられる方は,責任感や恥ずかしさなどから,家族や他の人に相談することができず,1人で悩み抱え込んでしまう方がとても多いです。そのような方は,是非一度このコラムをご一読いただき,どのように借金問題を解決していくべきかという大まかな内容を把握していただき,弁護士に借金問題をご相談いただくきっかけにしていただければと思います。

当事務所は福岡の那珂川に事務所が御座います。福岡市南区や春日市、大野城市、太宰府市の皆様からもよくご相談を頂いております。

まずは、初回無料相談をご利用頂ければと思います。

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